この記事では、脱毛器を使って痛みを感じたときにできる「簡単痛み対策」についてまとめています。
脱毛器を使うことで、ムダ毛のコンプレックスをなくし、ツルスベの美肌に整えることができるのですが、ストレスになってしまいやすいのが『痛み』ですね。
どんな脱毛器を使ったとしても、完全に無痛の脱毛は再現することは難しく、体毛の濃い人などであれば痛みを感じやすいと思います。
特に最初の脱毛し始めの頃は一番痛みを感じやすい時期でもあり、徐々に毛を弱く細く仕上げることで痛みが和らいでいくんですね。
なので、それまでは痛みの対策をしながら脱毛していくことをおすすめします。
ただ、「具体的に痛みを軽減する方法って何?」となると思います。
そこでこの記事では、脱毛器を使う際にできる簡単痛み対策について特集してみました。
ちなみに、脱毛器ケノンを使う際の痛み対策はこちらの記事で詳しくまとめています。
今すぐに実践できる内容になっていますのでぜひ参考にしてみてください。
それではまず、痛みを感じる仕組みから見ていきましょう。
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脱毛器を使って痛いと感じるのはなぜ?
光を放つだけの脱毛器なのに、なぜ照射時に痛みを感じるのでしょうか?
その理由はIPL脱毛の仕組みを知ることで理解できると思います。
IPLというのは、黒い色素にのみ反応し熱エネルギーを伝えてくれるパルスライトのことです。
これが、ムダ毛の黒い色素であるメラニンに反応して、ムダ毛の毛根の組織を破壊してくれるわけですね。
そして、このムダ毛の組織を破壊することで痛みが若干生じてしまうんです。
なるべく肌に負担をかけないでムダ毛だけを弱らせてくれるIPL脱毛ですが、照射時の痛みを完全になくすことはできません。
もちろん照射レベルを低く設定して、長期的なスパンでひたすら脱毛すれば痛みを感じずとも脱毛していくことができます。
ただ、剛毛の男性や毛深い女性だと効果が出るのが遅くなってしまうので、ただ単に照射レベルを下げればいいわけでもありません。
そこで照射レベルを上げた状態で痛み対策を組み合わせることをおすすめします。
この方法であれば脱毛効果を高めたままストレスのない脱毛を再現できます。
それでは早速、痛み対策を紹介していきたいと思います。
5つの簡単痛み対策
私も長年脱毛器を使って照射し続けてきたおかげで効果的な痛み対策を見つけることができました。
それが次の5つです。
- 保冷剤を使ってクーリング
- 照射レベルを適切に調整(特にvio・髭・脇毛)
- お風呂上がりに脱毛
- 息を吐きながら照射
- 面積の大きい部位は連続照射を使用する
一つ一つ解説していきます。
保冷剤でクーリングする
まずは保冷剤でクーリングすることです。
確かに最近では冷却機能を持った脱毛器も登場してきており、痛み軽減に特化した脱毛器なども存在します。
中にはジェントルモード、優しさモードといった痛みが苦手な方向けの照射を行ってくれる脱毛器もあるので驚きです。
しかし、どのような脱毛器を使う場合でも保冷剤を使用することをおすすめします。
(クーリング機能がない脱毛器を使うなら保冷剤はマスト。)
クーリング機能を使う場合に比べて、キンキンに冷やした保冷剤を肌に直接当てるほうがその冷感効果は高め。
保冷剤でしっかり冷やしてから照射すれば痛みもかなり軽減できます。
いちいち保冷剤を用意したりする手間は面倒ではありますが、痛み軽減の他に毛穴の引き締め効果もありますので、脱毛器を使うなら保冷剤を使うべきでしょう。
照射レベルを調節する(特にvio・髭・脇毛)
次に照射レベルを調節することもポイント。
基本的に毛深い人や脱毛効果を早く実感したい方には照射レベルをMAXで使用して頂きたいのですが、脱毛する部位によって照射レベルを変えるのがおすすめです。
例えば、毛が薄く生える部位である腕や脚などは照射レベルMAXでパパッと脱毛。
一方で、毛が硬く太く生える部位であるvio(デリケートゾーン)や脇毛・男性の髭などは照射レベルをやや落として照射します。
これらの部位は毛が濃く生える分、痛みも強いので照射レベルを調節してあげるのが重要になります。
お風呂上がりに脱毛する
3つ目の対策がお風呂上がりに脱毛すること。
お風呂上がりというのは体温が上がっている状態なので、熱による耐性が少し高まっています。
そのため、照射による熱エネルギーの負担も減ります。
逆にお風呂上がり以外のタイミングだと、熱に敏感になりやすいので、痛みも感じやすいです。
脱毛するタイミングを変えるだけでも痛みが軽減できますので、ぜひお試しください。
息を吐きながら照射する
4つ目の対策が息を吐きながら照射することです。
息を吐くことを意識することでリラックス効果と照射の痛みの緩和に繋がります。
「痛みは脳内で作られる。」ということを聞いたことがあると思いますが、アメリカの研究によると痛みは自分でコントロールすることができるそうです。
やり方としてが、脳内に入ってきた痛みの情報を気にし過ぎないことです。
そのためにも、息を吐きながらリラックスして、そして照射の痛みに意識を向け過ぎないようにしてあげるのがポイントです。
連続照射で撫でるように脱毛していく
最後にできる対策が連続照射を使用することです。
これは連続照射機能を持った脱毛器のみにできることではあるのですが、最近の脱毛器のほとんどは連続照射モードと手動モードの2つが使えるようになっています。
この時、面積の大きい部位である腕や脚・お尻・背中などは連続照射でパパッと撫でるように脱毛していくのがおすすめです。
単発照射の方が脱毛効果が高いのですが、腕や脚・お尻・背中といった部位は毛が細くて柔らかいため連続照射でも十分綺麗に脱毛できますし、効率がいいんですね。
(ただ、vioや脇・髭を脱毛する際は単発照射がおすすめ)
そして、手動モードで1回1回照射するよりも連続照射で一気に脱毛していったほうが熱の感じ方も分散できます。
【朗報】脱毛していくうちに痛みは少なくなる
ということでここまで簡単にできる痛み対策についてまとめてきました。
ここで一つ朗報があります。
脱毛器を使い続けていれば、徐々に痛みが減っていくということですね。
それはなぜか?
理由はシンプルで、IPLに反応するムダ毛が弱っていくからです。
IPL脱毛というのは徐々にムダ毛を細く弱く仕上げ、最終的にスルッと抜け落ちるのが特徴的なのですが、ムダ毛が弱くなっていくということは、その分黒いメラニン色素の量も少なくなるんですね。
これにより、弱くなっていけばいくほど、IPLに反応するムダ毛も少なくなり、痛みも少なくなります。
言い換えれば、痛いのは最初の数ヶ月程度で、継続的に脱毛していけば、余裕で耐えられる痛み程度になっていきます。
なので最初の脱毛し始めの段階は、痛みに対してしっかり脱毛できている証拠と思って照射していくのがおすすめです。
古いモデルの脱毛器を使っているなら買い替えもおすすめ
それから古いモデルの脱毛器を使っている方は最新の脱毛器に買い換えるのもおすすめ。
古いモデル(5~6年前)の脱毛器は、照射による光透過性が低かったり、発光時間が長く肌に負担がかかりやすいという特徴があります。
年々改善されている脱毛器もありますが、スペックが変わらずそのまま販売されている脱毛器もありますので、なるべく『最新モデル・最新IPL搭載』と書かれたアイテムがおすすめ。
わざわざ痛みから逃れるために脱毛器を買い換えるのはもったいないように感じるかもしれませんが、最近の脱毛器は1万円程度あれば購入できますので、ぜひ参考までに。
旧モデルの脱毛器と違い、最新の脱毛器はグレードアップしたIPL光技術が搭載されています。
これは、痛みを抑えながら脱毛効果の高い照射が特徴的。
また、脱毛器によっては照射と同時にクーリングしてくれるアイテムなどもあり、痛みに対するアプローチも多様化してきています。
まとめ
ということで今回は脱毛器を使う際にできる簡単痛み対策についてまとめてみました。
なんどもくどいですが、脱毛し始めが一番痛みを感じやすいです。
なので、最初だけ痛み対策を試しながらじっくり取り組んでみてください。
目安としては3ヶ月ぐらい照射していると、痛みにも慣れてきますし、ムダ毛が細く弱くなっていくので痛みも軽減されます。
照射レベルを落とすのが一番簡単ではあるのですが、脱毛効果も半減してしまいますので、なるべく早くツルツルになりたい方は保冷剤などを使用しながら痛みを軽減し、照射レベルを最大にして脱毛していきましょう。