この記事では、映画ジョーカーを見た感想について詳しくまとめています。
第77回ゴールデングローブ賞を受賞、金獅子賞、サテライト賞、作曲賞、9th AACTA international Awardsを受賞した名作映画『ジョーカー』
DCコミックス「バットマン」の悪役キャラとして登場するジョーカーの誕生を描いた映画です。
そんなジョーカーを先日見てきました!
個人的に、DCコミックのファンでバットマンシリーズとかスーサイトスクワッドとかマンオブスティールとかは全て見ているので「ジョーカー」は絶対に劇場で見ておくべき映画だと思った次第です。
正直なところ、ジョーカーを見るまでは「ホラー系?それともグロい系?」と僕が苦手な映画の感じがしたので内心、冷や冷やしながら映画館まで行きました。(ちなみに、僕は映画進撃の巨人を見ていたとき、あまりにもグロい描写が多過ぎてシアターから逃げた経験があります。始まって20分くらいで怖くなりました。それぐらいグロいのが苦手。笑)
映画を見た感想ですが、結論から言わせていただくと『最高でした!!!圧巻の一言。こんなにも痺れたし、感動した映画は久しぶりに見た!!』
もう、これが全てなのですが、一応詳しく映画を見た感想をまとめておきたいと思います。
また僕と同じようにグロい映画が苦手な人も多いと思いますので、ジョーカーのグロさについても軽く触れておこうと思います。
映画『ジョーカー』見た感想
ジョーカーを見た感想ですが、本当に最高でした。
DC映画などはヒーローの戦闘シーンが印象的なシリーズが多く、激しいバトルシーンとかにアドレナリンが爆発して『これぞ映画!!』という作品が多いのですが、ジョーカーはテイストが全く違います。
なんていうかヒューマン的で人間らしさがストーリー内で全面に映し出されているんですよね。
また、ドラマチックでもあり、感動的でもありました。
見た人によっては、「鬱になる。」とか「サイコパスが見たら帰り道に人を殺す。」と言った声が上がっており、ヘビーな内容について触れた感想が多いのですが、僕はジョーカーに共感してしまう部分があって、何回か号泣してしまうシーンもありました。
なので、僕にとってジョーカーという映画は感動系の部類に入る映画です。
ストーリーは映画の予告を見てもわかるとおり、人生がうまくいかず、色々な人に裏切られ、絶望しながらも、猟奇的に狂気的にそして凶器的に、さらに狂喜的に描かれています。
そうですね。
ジョーカーという映画を表すのであれば、この言葉が一番適切だと思います。
「狂気」「凶器」「狂喜」
この3つの「きょうき」がジョーカーという存在を象徴していますね。
行動が激しくて、情緒も不安定、映画内で分かるのですが、親からの影響によって「終始変なところで笑ってしまう」という精神的な障害もあり、狂っているように見えるのですが、それがなんとも不憫で、切ない感じも見られます。
銃を所持するようになってからは凶器的な一面が姿を表し始めます。
本当に、徐々にジョーカーになっていくというよりかは、ある場面を機に一瞬でジョーカーの凶器的な一面が現れ始めるんです。
喜び方もまた特殊というか、キャラに完璧にマッチしていて、独特な踊り、笑い方、演出から演技まで素晴らしかった。
ジョーカーを演じている主演の「ホアキン・フェニックス」の役者ぶりは凄まじいです。
没入感というか、異常者の表現を細部まで完璧に演じ切っていました。
悪役とかって人によっては演じやすいと思うんですよね。
偽善者系の役を演じて、良い人ぶるよりもおそらく悪役として演じたほうが自分の奥底に眠る悪を演技に反映するだけなので、内に秘めるものを解放するだけで良い演技ができそうです。
しかし、ジョーカーの場合はただの悪役ではありません。
本当は優しい男であるにも関わらず、現代の闇(いじめ・児童虐待・暴行・精神異常者)を全て抱えて生きて悪に染まり上がっていく過程が描かれているので、シンプルな悪役ではないんですよね。
そして、根は優しい人であるにも関わらず精神障がいを持っています。
日本でもそうですが、現代では障害と表現することは禁止されており、障がいと書かなければなりません。
それぐらい複雑でヘビーな内容である障がいを患っているのですが、健常者が障がい者と関わる際には何かしらの思いが生まれますよね。
無意識のうちに作り出してしまうと思うのですが、あの何とも言葉で表現するのが難しい気持ちがジョーカーという映画を見ている際に度々生まれました。
それを表現し切っている主演の「ホアキン・フェニックス」の演技力は圧巻ですね。
ジョーカーはグロい?
続いて、ジョーカーのグロさ度合いについですが、ギリギリ我慢できるグロさでした。
ギリギリ我慢できるグロさと我慢できないグロさってあると思うのですが、ジョーカーは前者です。
血しぶきなどの表現は出てくるのですが、グロい肉体的な断面とかは出てきません。
こういうのが苦手な人は結構いますよね。
僕も絶対に無理です。
ウォーキング・デッドとかバイオハザードは一生見ないと決めています。
それぐらいグロいのが苦手な僕でも見ることができましたから、まぁある程度グロさの耐性がある方は大丈夫だと思います。
ただ、血しぶきとかも無理な方にはおすすめできません。
子供が見れる映画でもないと思います。(内容的にもグロさ的にも)
また、ジョーカーの場合急に銃をぶっ放したり、急に人を突き刺すといった予想外な展開がいくつかありますので、あらかじめいつ来るか知っておくのが良いと思います。
僕は一応グロいシーンの予習をしておいたので、何とか大丈夫でしたが、何も予習していなければ間違いなく映画が終わるまでドキドキしっぱなしで内容が頭に入ってこなかったと思います。
こちらの記事で、グロいシーンの予習ができますので、僕と同じようにあらかじめグロいシーンを知っておきたい方はご覧ください。(ネタバレしたくない人は注意。)
【まとめ】歴史に残る名作。圧巻の一言
ということで今回は映画「ジョーカー」を観た感想について詳しくまとめてみました。
ジョーカーは本当に歴史に残るような名作だと思います。
これを映画館で見ていないと一生後悔してしまうくらいの内容でした。(僕にとっては。)
そして、ジョーカーに感情移入するとかなり感動的で、号泣してしまうシーンもいくつかあり、名作DC映画です。
音楽も素晴らしかったですし、ラストシーンも震えました。
本当に素晴らしい映画なので、まだ見ていないという方はぜひこの機会に映画館で大迫力のジョーカーを味わってみてください。
一生心に残る映画ですよ。
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