この記事では、脱毛器を使って赤くなる人向けの対策について詳しくまとめています。
家で簡単にムダ毛の脱毛ができてしまう脱毛器。
今では1万円程度あればそこそこのスペックを持った脱毛器を購入できることからも女性だけでなく、男性にもそして学生にも人気のあるアイテムです。
そんな脱毛器ですが、照射することでムダ毛に熱エネルギーを伝導し、毛根の組織を破壊するというIPL脱毛が採用されています。
IPL脱毛は肌に負担のかからない優しい脱毛が特徴的ではあるのですが、照射レベルを上げたりクーリング(冷却)をしないと肌が赤くなってしまいやすいんですね。
この記事を読んでいるということは、あなたも脱毛器を使うと肌が赤くなってしまうことに悩んでいるのではないでしょうか?
そこでこの記事では、脱毛器を使うと赤くなる理由と赤くなる人向けの対策について解説していきたいと思います。
それでは見ていきましょう。
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脱毛器を使って赤くなるのはなぜ?
脱毛器を使って赤くなる理由として考えられるのが次の2つです。
- 脱毛器の照射レベルを上げすぎている(肌の負担が大きい)
- 保冷剤などでクーリングせずに脱毛している
それぞれ解説していきます。
出力の上げすぎ
まず脱毛器の出力の上げすぎについてです。
確かに早く脱毛効果を実感したい方には、照射レベルを高く設定して脱毛器を使うのがおすすめです。
言うまでもなく照射レベルが上がれば、その分脱毛効果も上がるためですね。
しかし、同時に肌への負担も大きくなってしまいます。
脱毛効果は上がるのですが、照射の熱エネルギーが大きくなってしまうので肌に優しいIPLを採用しているとはいえ、出力の上げすぎには注意が必要です。
保冷剤などでクーリングしていない
次に確認して頂きたいのが「クーリングをちゃんとやっていますか?」
最近の脱毛器には無痛を謳っていたり、クーリング機能が付いていたりするため、わざわざ保冷剤などを使わずに脱毛している人も多いと思います。
確かに、肌が丈夫な人や照射レベルを低めに設定している場合は問題ないのですが、それ以外の方だと照射熱がそのまま肌に残ってしまいます。
一時的にパッと肌に照射するので、負担はそこまで大きくないのですが、クーリングしないままだと肌に熱を帯び、赤みの原因になりやすいです。
また、毛穴が開いたままの状態になったり、肌のバリア機能が低下してしまうのでクーリングは照射する前と後で行うべきでしょう。
脱毛器を使うと赤くなる人の対策
さて、ここからは脱毛器を使うと肌が赤くなる人におすすめの対策を紹介していきます。
簡単にできることなので、ぜひ日頃の脱毛器を使う際に取り入れてみてください。
照射レベルをうまく調整するコツ
まずは、肌に負担をかけすぎないように、それでいて脱毛効果がしっかり得られるように照射レベルを調整するコツを紹介したいと思います。
前提として、特に肌が弱い方(敏感肌の方)や毛が薄い方などは照射レベルを下げて脱毛器を使ってみてください。
照射レベルをMAXにして照射すべきなのは剛毛の男性ぐらいです。
男性の場合だと濃くて太くて硬い毛が密集して生えるので、照射レベルを高めに設定してあげたほうが効率よく脱毛できます。
しかし、毛が薄い女性の方だとレベルを上げすぎると肌への負担が増すだけなのでおすすめしません。
vioや脇毛などを女性が脱毛する際には照射レベルをMAXにするのがおすすめですが、それ以外の全身(腕や脚)などは低いレベルでも十分に脱毛できます。
IPL脱毛はじっくりと照射し続けて徐々に毛が弱く細く仕上げていく脱毛になります。
そのため、なるべく肌に負担がかからないように(赤みが出ないように)脱毛したい場合は出力を下げた状態で、長期的な視野でじっくりツルツルに仕上げていくのがおすすめです。
脱毛部位によって照射レベルを変える
それから自分に合った照射レベルをみつけるのが大切で、また脱毛する部位によって照射レベルを変えるのもポイント。
人間の体毛は部位によって生え方も毛の太さや硬さも違います。
特に大事な部位として周知されているところ、脇・vioなどは女性でも硬めの毛が生えます。
男性なら髭などはジョリジョリできるレベルの硬さ。
このような部位を低レベルで照射しても効果が出にくいので、高い出力でガツンと照射してあげるのがおすすめです。
しかし、腕や脚、背中、お尻、顔の産毛などは低いレベルで脱毛すべき。
これらの部位のムダ毛は薄いので高い出力で照射しても肌の負担になるだけです。
なので、次のようなポイントを意識して照射レベルを調節してみてください。
低レベル推奨部位 | 高レベル推奨部位 |
腕・脚・背中・お尻・顔の産毛 | vio・脇毛・髭 |
(主に全身・毛が薄くて柔めな部分) | (主にデリケートな部分・毛が濃くて硬い部分) |
どの脱毛器でも保冷剤を使うことを推奨
一番おすすめの対策がこちら。
保冷剤を使ったクーリング(照射前と照射後に冷やすこと)。
これはめんどくさがらずにやることを推奨します。
理由としてはクーリングを行うことで、得られるメリットが大きいからですね。
保冷剤を使ってあげることで、毛穴の引き締めもできますし、痛みも軽減されるので赤みを防ぐ以上のメリットがあります。
最近の脱毛器にはクーリング機能が付いていたり、無痛脱毛を再現してくれるものもありますが、保冷剤を直接当てるのと比べればそのケアは微々たるもの。
痛みがないとはいえ、肌にはちゃんとダメージが残りますし、クーリング機能が付いているとはいえ冷感ケア面では微妙なんですね。
なので、保冷剤でしっかりと冷却してあげるのがオススメです。
そして、照射前だけでなく照射後にもクーリングしてあげましょう。
旧型の脱毛器や安い低品質の脱毛器には注意!
珍しいケースだとは思いますが、一応、注意点をもう一つ解説したいと思います。
「あなたの使っている脱毛器は最新のIPLが搭載されている脱毛器でしょうか?」
例えば、人気脱毛器であるケノンやブラウン、脱毛ラボホームエディションなどを使用している人は問題ありません。
また、最近人気のAmazonや楽天で購入できる中国製の安い脱毛器でも2020年付近の最新モデルなら問題ありません。
安い脱毛器でもちゃんとIPL光技術が搭載されています。
しかし、5、6年前ぐらいのモデルの脱毛器は注意が必要です。(特に安い安価な脱毛器)
今のフラッシュよりも肌に負担がかかりやすい設計になっているので、脱毛効果があるものの使用する際は注意ですね。
また、それぐらい前のモデルの脱毛器を使っている方や低品質のチープな脱毛器を使っている方は肌の負担を抑えるためにも最新の脱毛器に買い換えることをおすすめします。
今では1万円程度あれば、品質のそこそこ優れた脱毛器も購入できますので、ぜひ下記の記事を参考にしてみてください。
まとめ
ということで今回は脱毛器を使うと肌が赤くなる人におすすめの対策について詳しくまとめてみました。
脱毛サロンと同じで、脱毛器はIPLを採用した肌に優しい脱毛を自宅で再現してくれます。
中には上質な脱毛トリートメントを見事に再現してくれるものもありますが、脱毛器によってその品質は異なります。
無痛や冷却を謳っているコスパのいい脱毛器を使っている方だと、「保冷剤なしでいいや。」と妥協してしまいがちですが、肌のことを考えるならクーリングはマスト。
有名な高級脱毛器を使う場合でも、コスパのいい中国製の脱毛器を使う場合でも保冷剤を用意してしっかりクーリングケアを行ってあげてください。
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