この記事では、脱毛器でほくろを照射することについての注意点とほくろ毛をうまく脱毛する方法について解説しています。
家庭用脱毛器を使う際に注意しなければならないことの一つに「ほくろ」がありますよね。
どの脱毛器の説明書でもほくろへの照射は禁止されていると思いますし、注意喚起を徹底されていると思います。
ではなぜ脱毛器でほくろに照射してはいけないのでしょうか?
また、「自分はほくろに毛が生えてるんだけど、これはどうすればいいの?」と悩んでいる方もいらっしゃると思います。
そこでこの記事では、脱毛器でほくろに照射することが危険な理由とほくろ毛の脱毛方法について詳しくまとめてみました。
安易にほくろに照射してしまうと火傷してしまう恐れがありますので、十分注意して読み進めてください。
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脱毛器でほくろに照射するのが危険な理由
まずは、どうしてほくろに照射するのが危険なのか?
その理由を解説していきます。
一般的な家庭用脱毛器はIPL脱毛方式を採用しています。
IPLというのは黒い色素にのみ反応する光を肌に照射することでムダ毛の毛根の組織を破壊するというものです。
これによって、徐々に毛を細く弱く仕上げていき、最終的にスルッと抜け落ち脱毛できるんですね。
ムダ毛には黒い色素であるメラニンを含んでいるのですが、ほくろにも同じように含まれているんです。
つまり、IPL脱毛器で照射してしまうと、ほくろにまで照射の熱エネルギーを伝えてしまうことになります。
そのため、照射レベルを高く設定した状態などでほくろに照射してしまうと火傷の原因になったりします。
だから注意が必要なんですね。
では、ほくろ近辺のムダ毛やほくろに生えてしまっている毛はどうやって脱毛すればいいのでしょうか?
ここから解説していきたいと思います。
ほくろ毛を脱毛する方法
ほくろ毛やほくろの周囲のムダ毛を脱毛したい方におすすめの方法は次の4パターンになります。
- SHR脱毛を使用する
- ケノンの眉毛脱毛器を使用する
- 照射レベルを一番低く設定した状態で照射する
- ピンセットで引き抜く
それぞれ見ていきましょう。
SHR脱毛を使用する
今流行りのSHR脱毛ですが、この脱毛方式はIPL脱毛と違い、メラニン色素に反応せずにツルツルにできる方法になります。
なので、SHRを採用している脱毛器を使えばほくろ近辺のムダ毛もほくろ毛も綺麗に脱毛することができるわけですね。
ただ、SHR脱毛を採用している脱毛器について一つ問題点がありますので、後ほど詳しく解説します。
ケノンの眉毛脱毛器を使用する
次に2つ目が人気家庭用脱毛器ケノンの付属品『眉毛脱毛器』を使用する方法です。
ケノンを持っている人であればすぐに使うことができると思いますので、ほくろ毛は眉毛脱毛器を使ってスルッと引き抜くのもおすすめです。
ピンセットでつまんで、ボタンを押した状態で引き抜くという簡単にできるものなのでぜひ試してみてください。
照射レベルを一番低くした状態で照射する(保冷剤マスト)
次に、脱毛器の照射レベルを一番低くした状態で照射する方法になります。
どの脱毛器でも行えるので再現性の高い方法ではあると思います。
この方法では必ずキンキンに冷えた保冷剤を用意してください。
そして、照射による肌への負担を抑えるためにも連続照射モードを使用できる場合は、そちらで照射するようにしましょう。
1、保冷剤を用意
2、照射レベルを一番低く設定
3、連続照射モードに切り替える
4、保冷剤を10〜15秒ほど当てる
5、脱毛器で肌を撫でるようにしてほくろの周囲を照射
6、照射後にもう一度保冷剤で冷却
ただし、この方法を使う場合はくれぐれも用心して行ってください。
また、かなり濃い黒ほくろではなく薄い茶ほくろのみに使える方法であることも押さえておきましょう。
ピンセットで引き抜く
最後に一番即効性のある方法がピンセットで引き抜く方法になります。
普通に引き抜くだけなので、生えてこなくなるような効果は得られませんが、見た目は一瞬で綺麗にすることができます。
ほくろに長い毛が生えていたり、目立つほくろ毛が生えている場合におすすめです。
SHR脱毛を採用した脱毛器はあるの?
さて、ここまでほくろ毛の脱毛方法について解説してきたわけですが、SHR方式の脱毛器が販売されていたら一番良いわけですよね。
しかし残念ながら、2020年時点ではSHRの脱毛方式を採用した家庭用脱毛器は販売されていません。
多くはIPLの光技術を採用した家庭用脱毛器しか販売されていないんですね。
HR脱毛モードを使える商品もありますが、これはSHR脱毛とは違うので注意が必要です。
では、SHRの脱毛を行うにはどうすればいいのか?
現段階でSHRを利用するには脱毛サロンやクリニックを利用する他に手はないでしょう。
これから最新脱毛器にSHRが搭載されて登場する可能性もなくはないですが、いつになることやら。
なので、どうしてもSHR脱毛を行いたい場合は脱毛サロンやクリニックを利用するのがおすすめです。
ただ、ほくろ近辺、もしくはほくろ毛のために高額な料金を支払うのはもったいないので、先ほど紹介した方法で脱毛するのが現実的でしょう。
ほくろ毛脱毛におすすめの脱毛器紹介!
SHR脱毛を採用した家庭用脱毛器は販売されていないのですが、新時代の脱毛器と呼ばれる商品を紹介しておきたいと思います。
それが『BoSidin』という脱毛器なのですが、こちらはマルチパルステクノロジーというIPLよりも肌に優しい脱毛方法を採用しています。
従来のIPL処理より優れており、単一のパルスを強く出力するのではなく、熱緩和時間の間に複数回の柔らかいパルスを出力することで毛根の奥まで熱エネルギーを蓄積。
これにより毛の再生を抑えてくれる特徴を持っているテクノロジーなんですね。
それと同時に、脱毛箇所の近隣の皮膚組織へのダメージを最大限減らしてくれるので、IPLを採用した光脱毛器よりも肌への負担を抑えられます。
ちなみに、かの有名なスタンフォード研究所と共同開発で生まれた脱毛器なので、ほくろ毛の脱毛やほくろ近辺のムダ毛に悩んでいる方は購入を検討するのもありかと。
ただ、こちらも値段が3万円程度しますので、どうしてもという場合にのみおすすめになります。
まとめ
ということで今回は、脱毛器でほくろを照射するときの注意点とほくろ毛の具体的な脱毛方法について紹介してみました。
確かに脱毛器を使えば、自宅で簡単に全身をツルスベに仕上げることができるので便利ではあるのですが、全てセルフで行うので扱いには注意が必要です。
特に日焼けしている方やほくろが多い体質の方には十分注意しながら使用して頂きたいと思います。
ブログや口コミを見ていると、「ほくろに照射しても全然平気だった!」的な内容の声を見かけることがありますが、脱毛器の仕組み的に考えてもほくろに照射することは危険なので、脱毛する際は十分注意しましょう。
また、今回紹介させて頂いた最新テクノロジーが搭載されている脱毛器や眉毛脱毛器が付いているケノンなどの利用も検討してみてください。