この記事では、業務用脱毛器のリアルな脱毛効果と使うメリット・デメリットなどをまとめています。
数多くの脱毛器を使い、特集してきたことで分かった業務用脱毛器の真実についても徹底解説していきます!
脱毛器にも色々な謳い文句があると思いますが、取り分け目を引くのが業務用。
業務用のパワーを持った脱毛器と言われると、まるで自宅でサロンで使われているレベルのものを使えるのではと思ってしまいますよね。
確かに、業務用の脱毛器として販売されている商品には、実際にお店で使われている美容機器の発光ダイオードが使用されていたり、照射威力が同じレベルまで発揮できるといった設計になっているのであながち間違いではありません。
しかし、実際問題、お店で脱毛するレベルの効果を発揮してくれるのか?
疑問に感じるところだと思います。
そこでこの記事では、業務用脱毛器として販売されている商品は本当に質の高い脱毛効果を自宅で再現してくれるのか解説したいと思います。
まずは、業務用脱毛器の特徴や現在販売されている商品の種類を紹介したいと思います。
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業務用脱毛器の特徴・種類
一般的に業務用脱毛器というのはお店(脱毛サロンやクリニック)で使用されている脱毛器という認識を持っている人も多いと思いますが、正確には一部のみが搭載されているというイメージが正しいです。
当たり前ではありますが、脱毛サロンやクリニックで使用されている機器はガチの脱毛機器なので、照射面積もバカでかいですし、本機自体のサイズも台車レベルです。
そのため、家庭用脱毛器としてコンパクトサイズに設計し、業務用のパワーを発揮できるような仕様になっているのが業務用脱毛器です。
具体的な業務用脱毛器としては、このような商品が挙げられます。
- 脱毛ラボホームエディション
- ミュゼ脱毛器
- スムーズスキン ミューズ プロ
- トリア(プレシジョン&4x)
脱毛ラボやミュゼなどはそのままサロンが開発した脱毛器なので、業務用の照射威力を持っています。
また、スムーズスキンミューズプロなどは実際にエステサロンなどでも販売されている脱毛器で、脱毛効果に加えスキンケア効果も高いことから人気のアイテムになります。
そして、最後にトリア。
トリアは家庭用脱毛器唯一のレーザー式を誇るのですが、クリニックで利用されているダイオードレーザー技術が搭載されているのが特徴的です。
ちなみに、各脱毛器について知りたい方はこちらの記事で詳しくまとめていますので合わせてどうぞ。
・脱毛ラボホームエディション
・ミュゼ脱毛器
・スムーズスキンミューズプロ
・トリア(4xとプレシジョンは違う商品です)
これらの業務用脱毛器ですが、Amazonや楽天でよく見かける普通の家庭用脱毛器とどう違うのでしょうか?
ここから解説していきたいと思います。
業務用脱毛器と普通の家庭用脱毛器の違い
まず業務用脱毛器といっても仕組みは普通の家庭用脱毛器と同じIPLの光脱毛を採用しています。
そのため、フラッシュ式のよくある脱毛でムダ毛を徐々に細く弱く仕上げていき毛がスルスル抜けるような形で脱毛していきます。
機能的にも同じで連続照射機能やクーリング機能を持ち合わせている業務用脱毛器もありますが、今では中国製の安い脱毛器でも同じような機能を備えています。
業務用脱毛器として取り分け異彩を放っているのは『トリア』ぐらいで、それ以外の脱毛器はスペック的に見ても普通の家庭用脱毛器と同じと言えます。
業務用脱毛器ってぶっちゃけ効果高いの?
次に脱毛効果についてです。
実は業務用脱毛器の脱毛効果ってそこまで優れていません。
特に脱毛ラボホームエディションとミュゼ脱毛器は値段がかなり高額な割に弱い照射威力になっています。
また、トリアの場合は別で、唯一のレーザー式と呼ばれているだけありかなり強力な脱毛効果を発揮してくれます。(ただ、照射面積が1㎠と医療機器並みに小さいのが欠点。トリアはそういう部分でも医療用に似ている。)
照射出力を取ってみると分かりやすいのですが、脱毛ラボホームエディションは最大で2.9J、ミュゼ脱毛器は非公開にされていますが、おそらく脱毛ラボホームエディションと同じレベルだとおもいます。
一方で、トリアは22J/㎠。
人気脱毛器であるケノンはトリアを超える出力を持っていると言われています。
つまり、トリア以外の業務用脱毛器はそこまで出力が高くないんですね。
確かに脱毛サロンって医療クリニックで脱毛するのと比べても肌に負担がかからないことや痛みが少ないことをアピールしがち。
それは出力が低い照射で施術を行うとも言い換えることができます。
そんなサロンが手がける脱毛器なので、照射威力が低いのは言うまでもありません。
そして、照射威力が低いと言うことは早く脱毛効果を実感したい人にはふさわしくないとも言えますね。
数多くの脱毛器を使用して分かった業務用のスペック
ここまで読んで頂ければ業務用のスペックを備えている脱毛器といっても、そこまで大したことはないことが分かると思います。
ただ、どうしてこのようになっているかと言うと、最近登場してきた格安の中国製脱毛器のスペックが格段に進化してきたからだと思います。
確かに、以前までは脱毛ラボホームエディションやスムーズスキンミューズプロのような脱毛器は上位モデルでした。
照射の安定性があり、威力も高め、照射回数も多く、機能性にも長けていたんですね。
なので、6万円〜7万円で販売されていても納得できる商品だったんです。
しかし、2019〜2020年あたりからハイスペックで格安な中国製の脱毛器がどんどん登場してきました。
今の2020年モデルでは照射回数(寿命)を含め、照射威力も高く、優秀な脱毛器が1万円〜2万円台で購入することができます。
もちろん、商品によっては日本製の業務用脱毛器よりも劣っている部分もあるのですが、スペック的な面でみるとほぼ同じ、もしくは上回っているアイテムもちらほら。
品質的な面・動作の安定性で見るともちろんサロンが手がける業務用脱毛器のほうが良いのですが、値段が5、6倍も違うので中国製のほうが人気です。
業務用を使うより中国製の安い脱毛器がコスパ良し
この記事を読んでいる方の中には、業務用脱毛器の魅力に引かれて購入を検討している人もいらっしゃると思います。
しかし、実際のところ安くてスペック的にも優れた中国製の脱毛器が販売されているにもかかわらず、値段の高い業務用脱毛器を選ぶ理由はないと思います。
もちろん、サロンが手がけている安心感や信頼感の魅力は共感できます。
ただ、質の高い脱毛を自宅で再現したいからとあえて業務用の高い脱毛器を購入する必要はありません。
むしろ、安くて照射回数・照射出力に優れた中国製の脱毛器を使ったほうがコスパがいいのでおすすめです。(照射面積はやや劣りがち)
最近ではAmazonや楽天などを中心にECサイトで簡単に購入することができますし、種類も豊富なので自分に合った脱毛器も探せばすぐに見つかると思います。
まとめ
ということで今回は業務用脱毛器のリアルな脱毛効果とスペックについて特集してみました。
正直なところ、業務用脱毛器だからと言って優れた脱毛効果を持っているわけでもなく、優れた機能を持っているわけではありません。
あくまでもサロンが手がけて開発した脱毛器に過ぎないんです。
言い換えるなら、業務用というフレーズは宣伝文句の一つに過ぎません。
色々な脱毛器を使い特集してきたからこそ言えることですが、2020年に登場してきた中国製の高性能&値段が安い脱毛器に比べてみると魅力が薄い印象。
なので、脱毛器を選ぶ際には業務用などのキャッチフレーズにこだわらずに商品のスペックや口コミなどを見て選ぶのが良いと思います。
あえて業務用脱毛器の中でもおすすめできるのは『トリア』ですが、トリアの場合は部分脱毛に特化しているアイテムなので全ての人におすすめできるわけではありません。
おすすめの脱毛器についてはこちらの記事で徹底解説していますので、迷っている方・いろいろな種類があって困っている方はぜひ参考にしてみてください。