この記事では、マルチハビテーションとは何なのか?また定額制多岐点Co-Livingサービス『ADDress』の口コミ・料金についても詳しくまとめています。
新しい日本のライフスタイルとして注目されているのがマルチハビテーション。
2025年には、その市場規模が22兆円にも及ぶと言われているほどで、マルチハビテーションが普及することにより、暮らしから住む場所、生活様式、移動の仕方まで一変します。
しかし、多くの人にとってはマルチハビテーションと言われても聞き馴染みがないですよね。
また、マルチハビテーションにはどういったサービスが展開され、今後どういう構想で消費者に還元されるのか?
気になるところだと思います。
そこでこの記事では、マルチハビテーションとは何なのか?その特徴や魅力、ポテンシャルに至るまで徹底解説したいと思います。
また、マルチハビテーションで人気のサービスADDressについても詳しく紹介します。
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マルチハビテーションとは?
マルチハビテーションとは複数の拠点で働き暮らすことです。
都心と地方の2点、または複数箇所を拠点としたライフスタイルで、通勤の必要のない期間は地方に住み働く形。
シェアリングエコノミーが重視される中で、住まい自体を所有せずにシェアするといった身軽さを求めている人のニーズにぴったりマッチしています。
このマルチハビテーションとして人気のサービスなのが『ADDress』で月額4万円から全国が住み放題になるサービスを展開しています。(ちなみに、2019年の10月時点では全国に25カ所の拠点があります。)
他にも「Hostel Life」は月額1.5万円からベッド以外のスペースを共有して使うことができるホステルが泊まり放題になるというサービスです。(2019年12月時点で16カ所の拠点があり、ここから海外にも拠点を増やしていく予定。)
マルチハビテーションが普及することによって、空き家問題やシャッター街問題にアプローチすることができ、地域を活性化することができる上、今後のノマドワーカーのようなどこでもオンラインで仕事ができる人たちの増加と共に膨らむ需要にも備えることができます。
(ちなみに、35年には全世界でデジタルノマド人口が10億人になると言われています。)
また、住む場所だけでなく、マルチハビテーションは飛行機や鉄道、カーシェアリングを組み込むことにより、移動の自由すらも担保してしまおう、という構想になっています。
もちろん、月額で支払う料金は増えるのですが、住まいと交通の定額パッケージが利用できるのは嬉しいですね。
ADDressを利用すると全国が住み放題になる!
ここからは、ADDressについて詳しく紹介していきたいと思います。
ADDressは月額4万円から全国のシェアハウスに住み放題になるサービスで、現在全国で拠点を拡大しています。
最近は京都や熊本、鹿児島などに拠点をオープンしたようです。
全国にある空き家やシャッター街となった商店街の店舗を賃貸契約し設備面などを整えて、利用者とマッチングさせます。
ADDressの拠点の多くは地方にあるため、交通の面で不便ではあるのですが、ここに対して追加で数万円支払うことで飛行機や鉄道、車などの交通の面でも自由に利用できるという定額のパッケージも構想されています。
ADDressは既にANAホールディングスやJR東日本グループなどと連携を取っており、2020年1月からADDressの会費に月額2〜3万円を追加することで、全国の指定路線・便に4回乗れるという定額のサービスを始めるようです。
また、車を使った移動ニーズに対して中古車大手のIDOMと連携し、1月から定額乗り換え放題のサービスを展開するようです。
これはカーシェアサービスで、車両をADDressの駐車場に設置し、近くの物件間やガリバー販売店で乗り捨て可能にするというもの。
割安な料金で車をシェアできるので会員にとってもメリットが大きいわけです。
(ちなみに、ADDressを利用し拠点を移り住んで自由に暮らしていく人をアドレスホッパーと呼ぶようです。)
ADDressは30年には100万会員、拠点数20万軒を目標にしています。
ADDressの口コミ
そんなADDressの口コミについて調べてみました。
ツイッターを見てみると
にしだけ、また新しい暮らしへ!
縁あってお家のサブスク「ADDress」の茂原の拠点で家族家守をさせていただくことになりました!
1/11に誰でも参加できるオープンイベントがあるのであそびにきてね!https://t.co/Cyz3xAZOS9
— にしだけ🍔千葉県でADDress 家守してるよ (@nishidalol) December 24, 2019
〈ADDress〉の全国「住み放題」サービスが、 ローカルのコミュニティを創出す…|「Webマガジン コロカル」 https://t.co/fIK4NON95D
— 秋本奈緒美 (@a_naomi1982) December 23, 2019
サブスクリプションの住み放題。
105拠点を月々4万円で住み放題。広がると面白いですね。質の高い登録者だけだといいのですが。
ANAの航空便と提携して乗り放題と組み合わせできないか検討中とのこと。https://t.co/Osde0KO1lx— ポパイマン@米国株に夢中 (@popai__man2) December 23, 2019
ADDress、面白いモデルですね!今後が楽しみ!😊💦
複数のシェアハウスの共同賃貸なんですね、住民票も置けるし。民泊等よりも日本には合ってる気がしますね…🤔#ADDress https://t.co/n3QGe9lI8Y— 遠藤 和彦|コネクテックCEO(IoTベンチャー支援)🇯🇵🇺🇦 (@ebiplitz) December 24, 2019
ツイッターとインスタを調べてみたところ、2019年12月時点ではさすがに投稿数が少なく、口コミが何とも言えない状態です。
インスタではADDressのハッシュタグが見られませんでした。
しかし、マルチハビテーションや複数拠点移住といったワードにハッシュタグをつけた投稿がいくつかあったのでぜひチェックしてみてください。
ADDressの口コミで(ツイッターでの投稿)一番共感したのが『質の高い登録者であればいいなぁ』といった部分でした。
確かに、いくら魅力的なシェアハウスや第3、第4の住まいとして利用できるといっても、人間が関わってくる以上、快適な暮らしを担保するためには質の高い登録者でなければ意味がないと思います。
テラスハウスみたいな恋愛を夢みてADDressを利用しているのか?それとも、アドレスホッパーとして自由な暮らしを叶えるために利用するのか?ただ単に仕事空間として利用したいのか?人それぞれだとは思うのですが、一緒に住むとなれば、価値観が相違しすぎるとしんどいですよね。
ここら辺に関しては、吉と出るか凶と出るか後々分かってくると思います。
おすすめ動画紹介!
動画1
動画2
動画3
【まとめ】マルチハビテーションによる未来構想に感動
ということで、今回はマルチハビテーション、これから絶対に流行る注目のサービスADDressについて詳しくまとめさせていただきました。
個人的には、マルチハビテーションが普及した日本の未来は素晴らしいものになると思っています。
今流行りのシェアリングエコノミーの台頭として、市場も大きく膨らむと共に、利用者数も半端無い数になってくるでしょう。
会社と自宅に縛られずに住むことで、多様な働き方を可能にしてくれますし、ノマド民にとっても嬉しいことばかりですね。
何より、空き家問題やシャッター街問題といった地方の悩みにアプローチしていることにも感動しました。
事業を通して地方創生に寄与することができる構想は素晴らしい以外の言葉が見当たらないぐらいです。
僕もこんな事業を思いつきたいなぁ。
ここまでご覧いただきありがとうございました。